川上裕介
ぶっちゃけます【スマホカメラ講座】綺麗な写真を撮っただけでは売上につながりません
こんにちは。
Kansai Musubu Photo フォトグラファーをしております川上裕介です。
京都や大阪、神戸など関西で人物撮影や写真講座をしております。
今回は、ぶっちゃけます【スマホカメラ講座】綺麗な写真を撮っただけでは売上につながりませんという内容で記事を書きます。
「商品やサービスの写真を SNSや自社のwebサイトに掲載すれば、売上に繋がるだろう」とお考えのお客様はご一読ください。

当店では、主に写真撮影を行なっています。
その一方、撮影の知識・ノウハウをフォトレッスンでお客様にご提供しています。
ここ数年は、スマートフォンのカメラを使用した撮影方法をお伝えする講座に人気があります。
iphoneでもandroidの機種でも最近のスマホはとても綺麗に撮影できます。
一部の機種ではマクロ撮影やrawファイルでの記録も可能です。
一眼カメラは準備に時間がかかったり、レンズなど機材を揃えていけば、費用が高額になることが多々あります。
また、カメラは操作方法が複雑ですが、スマホカメラは簡単に誰でも撮影可能です。
手軽に安価で美しく撮影できるスマホでの写真をビジネスで使用したいというニーズがあるのは当然のことです。
タイトルに戻りますが、綺麗な写真を撮っただけでは売上につながりません。
もちろん綺麗な写真を撮影し、使用するということは大切なことです。
美しくない写真を掲載した場合、販売したい商品やサービスが売れるかと言えば、売れるかも知れませんし、売れないかも知れません。
綺麗に美しく撮るに越したことはありません。
しかし、綺麗な写真が売上に直結するかと言えば、そうでもないと思います。
大前提として、この記事を読まれているお客様は何のためにビジネスをされていますか?
ご自身や会社の利益を得るためでしょうか?
法人の場合、経営理念が定められている場合があります。
例えば、写真スタジオの場合「写真撮影を通じて世界平和に貢献する」などでしょうか。
そして理念をスタッフ一丸となって追求します。
個人事業主や副業でモノやサービスを販売したいとお考えの方はついこの観点を見落としがちのように講座を開催していくと感じることがあります。
具体的に言えば、受講者様の中には、楽天やBASEなどのオンラインのショップで商品を販売されていることがあります。
また、instagramなどSNSを活用し、集客に取り組まれている場合もあります。
サービスは現地体験サービスをまとめた広告に掲載されていることもあります。
どれも写真を使用しますし、写真に取り組まれることは大切です。
ただ、写真というツールに意識が偏りすぎてしまっている受講者様もいらっしゃいます。
「インスタでフォロワーを増やしたい」
「綺麗な写真でサービスの魅力を伝えたい」
「いいねされたい」
「インフルエンサーになって商品を売りたい」
先述の通り、仕事を行う上で大切になるのは経営理念などのように何のために仕事を行うのかです。
例えば、京都の着物レンタル店が「継続的な着物レンタルサービスを通じて、京都の地域文化に貢献する」という理念を掲げていたとします。
夏に浴衣レンタルプランを販売するため、その宣材を撮影し、日本人カップル向けに情報発信を行なうとします。
使用する写真はとても綺麗です。
しかし、私はそれほど売上を得られるとは思いませんし、またその状態というのは京都の地域文化に貢献しているのかと疑問に感じます。
そのように思う理由としては、日本人カップルは「夏の京都って暑くない?」や「汗でせっかくのヘアセットが崩れる」、「涼しくなった秋で良くない?」、「え、浴衣って花火大会に着る服じゃないの?」などと思うのではないかと想像しますし、実際、人気のエリアである清水寺周辺や嵐山周辺を散策してみても浴衣レンタルをしているカップルを多く見かけることは無いです。
反対にアジア圏からの旅行者は浴衣を着ているのを見かけます。
また修学旅行生も集団で浴衣を着て、タクシーで観光しているのを目にします。
夜のお仕事をされているお姉さんが浴衣イベントのために浴衣をレンタルしているケースも目にします。
モデル撮影会の被写体さんがレンタルすることもあります。
しかし、日本人カップルも7月の夕方、祇園祭の時なら浴衣体験をしているのを目撃します。
つまり、ペルソナ設定(購入して欲しいお客様の設定)が間違っているとそもそもニーズがなく、売れないということです。
ニーズを作るというのは資金力のある企業なら実現できるかも知れませんが、規模の小さな企業や個人では難しいでしょう。
少し話は戻りますが、SNSでいいねされることが理念とどう結びつくでしょうか?
フォロワーが増えることがどのように追いかけるべき目標や理想に影響するのでしょうか?
綺麗な写真がどうお客様の問題解決やニーズの充足に役に立つのでしょうか?
お客様は、お客様のニーズが充足できると判断できた場合に商品を購入するのです。
・彼氏と京都で楽しい思い出を作りたい
・いつもとは違う彼女の着物姿を見たい
・着物で写真をいっぱい撮りたい
必要とされないサービスや商品はいくら綺麗に写真が撮れても売れません。
まず、理念を設定し、そのための方針を決め、商品やサービスを設計する必要があります。
情報やモノ、サービスが溢れる現在、思いつきでの商品やサービスの販売でヒットというのは困難でしょう。
限られた市場でお客様の奪い合いはなかなか苦しいと思います。
しっかり、お客様の問題解決につながる商品やサービスを作ることができ、ようやくその宣材を撮るというフェーズに入ります。
綺麗な写真を撮ることは単なる作業の1つに過ぎません。
しかし、お客様の問題解決やニーズ充足のために作った商品を正しく理解してもらうのに写真を綺麗に撮ることは無駄ではありません。
価値を正しく伝え、選ばれることは適正価格で商品やサービスを販売できます。
適正価格で商品やサービスが販売できるということは理念や目標達成に直結します。
反対に価格競争に巻き込まれた場合は理念から遠ざかります。
繰り返しになりますが、綺麗な写真を撮るということは作業の1つに過ぎません。
また、綺麗な写真が撮れていても商品やサービスそのものに需要がなければ、売れることはありません。
それでも知識やノウハウが必要な場合は当店の講座をご検討ください。
お客様ニーズを充足できる商品であれば、お役立ちできます。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿日:2023年7月1日