こんにちは。
大阪や京都、神戸など関西でロケーションフォトをしておりますKansai Musubu Photo フォトグラファー川上裕介です。
成人式振袖撮影を中心に写真撮影を行なっています。
今回は「これで安心!成人式前撮り後撮りで後悔しないための対策」という内容で記事を書きます。
これから成人式前撮り後撮りをされるお客様は、ぜひご一読ください。
Kansai Musubu Photoは、京都や大阪、神戸で成人式前撮り後撮りのロケーションフォトを行っています。
今回は、成人式前撮り後撮りで後悔しないための対策をご紹介します。
-結論-
成人式前撮り後撮りで後悔しないための対策
1、ご家族での記念写真撮影も検討する
2、撮影したい場所で撮影する
3、撮影時期を考える
4、ネイルはしても良い
5、ヘアセットやメイクはスタイリストにイメージ画像を共有する
6、撮影4ヶ月前にはフォトスタジオに予約する
7、写真のバリエーションは多いか確認する
8、母娘で成人式前撮り後撮りをどうするか十分話し合う
9、必ず見積もりを取る
10、自分のスマホでも撮る
11、グッズや楽器、撮影小物の持ち込みを検討する
12、着たい振袖を着る
13、大切な人に振袖姿を見せる
-解説-
1、ご家族での記念写真撮影も検討する
当店の場合、お嬢様にお母様が付き添われることが多いです。
もちろんお一人でいらっしゃることもありますし、ご両親やお祖父様、お祖母様、彼氏さん、わんちゃんが付き添われることもあります。
付き添いの方がいらっしゃれば、撮影に対する不安が少し和らぎます。
付き添いの方がいらっしゃる場合、家族写真撮影を積極的におすすめしております。
写真撮影に抵抗のあるお客様を除いて、ほとんどのお客様は家族写真も撮影されます。
家族写真は、後から写真を見返した時に大切な人と撮影した思い出が蘇ります。
成人式前撮りや後撮り後にご友人と家族写真についての話題が出た際に撮影すれば良かったと思われるお嬢様がいらっしゃるようです。
ご家族が付き添われ、一緒に撮影される場合、ご家族もフォーマルな装いで撮影に臨まれてください。
2、撮影したい場所で写真する
撮影場所は妥協する必要はありません。
好きなロケーションや思い出の場所、好きな雰囲気のスタジオ、お宮参りからお世話になっている写真館など撮影したい場所での撮影が良いと思います。
当店は、京都で振袖ロケーションフォトを行なっています。
京都の大学に在学されているお客様は、下宿先から近い神社や和装に合う日本庭園、晴れ着姿が映えそうなお寺でロケ撮影されることが多いです。
大阪や奈良、東京、愛知、岐阜、岡山など多くの地域のお客様も日本らしい景観のある京都で撮影を希望されることがよくあります。
後悔されるケースとして、料金面で妥協し、お客様が撮影したいと思う場所で撮影しなかった場合があるようです。
スタジオ撮影は、一ヶ所でお着付けやヘアセット、メイク、撮影までができ、流れ作業で効率が良くお客様にサービス提供ができる分、料金面で安いです。
また、天気や気温に左右されないというメリットがあります。
一方、和装に合う雰囲気で撮影できるとは限りません。
特にお母様の振袖で撮影されるお客様が最近は多いです。
一昔前のお着物と新しい雰囲気のスタジオでは、完成した写真にチグハグ感が生じて、不自然と感じることがあります。
そのため、撮影場所は妥協せず、選ばれることをおすすめします。
3、撮影時期を考える
当店の場合、成人式前撮り後撮りは2月下旬から4月上旬、10月中旬から12月中旬のご依頼が多いです。
春に多い理由は、桜や梅などのお花で撮影できるということや大学が春休みで時間の確保ができるということが挙げられます。
また、留学に行かれる前に写真撮影ができるということも理由の1つです。
秋に多い理由は、紅葉で撮影できるということや二十歳を祝う会などの式典で振袖を着る練習になるという理由が挙げられます。
またどちらの時期も着物を着るのに気温が良いと思います。
後悔しやすいのは、ロケーションフォトの場合、夏休み期間中に撮影する場合です。
フォトスタジオや写真館は閑散期のため、料金の値引きなどキャンペーンを行います。
料金が安くなり、撮影場所やフォトグラファーなどの予約もしやすい時期ではありますが、暑さが苦手なお客様には長時間振袖を着て撮影するのは大変だと思います。
汗が写真に写ったり、顔が熱ってしまったり、かなりお疲れになったりもします。
暑さが苦手な場合、屋根があって日陰のある撮影場所を選択したり、水分を撮影時にしっかり摂ったり、比較的気温が低い時間帯に撮影されることなどの対策を行いましょう。
4、ネイルはしても良い
着物の場合はネイルをする必要はありません。
しかしネイルは NGでもありません。
カメラマンの中には、手元がしっかり写ったカットを撮影する人も多いです。
私もそのようなカットをお撮りします。
後からお友達のデータや写真を見て「私もネイルすれば良かった」と後悔することがあるようです。
お仕事や学業の都合でネイルができない場合、ネイルチップを使用することもおすすめです。
5、ヘアセットやメイクはスタイリストにイメージ画像を共有する
写真として残す場合、ヘアセットやメイクは失敗したくないとお考えだと思います。
しかし、 SNSを見るとヘアセットとメイクで後悔したとよく見受けられます。
中には事前に打ち合わせを行なったにも関わらず、希望のヘアセットでは無かったとの記載も見受けられます。
原因はお客様が頭に持っているイメージが担当する美容師に正確に伝わっていないためです。
もしくは、撮影場所の雰囲気や持ち込まれる振袖がお客様のイメージと異なり、少しアレンジを行なっている可能性があります。
何年も成人式前撮り後撮りをしていると、ヘアメイクを担当する美容師に口頭でイメージを説明してもお客様が考えているイメージを相手に忠実に伝えることは不可能だと感じます。
一番伝わりやすいのはイメージ画像をスタイリストに見せることです。
もし希望されるヘアスタイルやメイクと仕上がりが違う場合、イメージ画像を見せて違うと主張できます。
例え時間を設けて打ち合わせをしてもヘアセットのイメージ画像の共有がなければ、打ち合わせの意味はありません。
反対にイメージ画像の共有があれば、事前打ち合わせは必要ありません。
メイクに関してはご自身でされても良いと思います。
化粧品で過去に肌荒れなどのトラブルが発生したことのあるお客様は、ご自身でメイクをされた状態で撮影当日お支度店へ向かって良いと思います。
また、ご自身のメイク道具を持ち込んで美容師にメイクしてもらうという方法もお支度をしている店舗の多くで実施されています。
Kansai Musubu Photoでは、撮影の1週間前までに当店にヘアメイクのイメージ画像を共有いただいております。
イメージ画像は当店およびお支度を担当する協力店で共有し、ご期待にお応えできるように努めています。
6、撮影4ヶ月前にはフォトスタジオに予約する
写真館やフォトスタジオに予約するのが遅く、好みの雰囲気の写真が撮れる店舗の空きが無いこともあります。
先述の通り、成人式前撮り後撮りは2月下旬から4月上旬、10月中旬から12月中旬にされるお客様が多いです。
それは当店だけでなく、他のフォトスタジオも同様だと思います。
ロケーションフォトの場合、人気の撮影場所は受付日からすぐに受け入れ枠が埋まります。
京都では、ロケーションフォトが可能なほとんどのお寺や近代建築などに受入可能枠が設定されています。
神戸の場合、相楽園は神戸市の都市公園にある唯一の日本庭園のため、3月から5月上旬、11月の撮影受入枠は予約開始日にあっという間に埋まることがあります。
着付師やヘアメイクスタッフ、フォトグラファーはこの時期に成人式前撮り後撮り以外のご依頼も多く受け、繁忙期となります。
春は卒業式があり、秋は七五三があります。
どちらの時期も結婚式や結婚式前撮りのご予約も多いです。
つまり、写真撮影のみだけでなく、振袖の着付けやヘアメイクのサービスをパッケージでサービス提供している店舗は直前での予約は空きが無いことが多々あるのです。
この時期を外せば、直前でも予約や写真撮影は可能な場合があります。
お客様が第一候補にしているフォトスタジオや写真館は他の多くのお嬢様も第一候補にしています。
お客様が候補にしていないフォトスタジオは他のお嬢様も候補にしていないでしょう。
気に入った店舗は撮影日を決めて早めに予約しましょう。
撮影4ヶ月前には予約されることをおすすめします。
7、写真のバリエーションが多いか確認する
スタジオ撮影や写真館での撮影の場合はロケーションフォトと異なり、背景を大胆に変更することはできません。
バック紙を変えるか小物を変える、ポーズを変える、ドレスと振袖の2パターン撮影する、振袖を2点着る、家族写真も撮るということを行わない限り写真のレパートリーは増えません。
データ納品数が多いもののこれらの対応を行わない場合は、納品されたデータは同じようなカットばかりです。
特にスタジオ撮影の場合、レパートリーの豊富さをお申し込み前に確認しましょう。
8、母娘で成人式前撮り後撮りをどうするか十分話し合う
お嬢様が大学生で親元から離れて一人暮らしをされている場合、学業やサークル活動なども忙しくなかなかご両親と成人式前撮りについてお話しできないこともあろうかと思います。
お母様に写真館や撮影場所など一任した場合、後から写真があまり好きな雰囲気でなかったと後悔してしまうこともあります。
成人式前撮りについて、親子で時間を設けて話してみるのがおすすめです。
9、必ず見積もりを取る
SNSの投稿を見てよく記載されているのは、料金が高額だったという内容です。
具体的に想定よりも高くになる理由は以下の通りです。
◻︎振袖を広告のグレードからランクアップした
◻︎たくさんの場所で撮影した
◻︎アルバムが欲しくなって注文した
◻︎家族での記念写真の機会が少なく、みんなで着物を着て撮影した
上記の理由はポジティブな内容だと思います。
一方、ネガティブな理由もあります。
◻︎「撮影○○○データ」と広告に表記されていて、データ納品は別料金だった
これはお客様に対して親切ではない撮影事業者だと思います。
広告上、データ購入は別料金かつ具体的な料金を記載すべきだと思います。
写真をPCのモニターで見せられるとたくさん購入したくなり、結果的に予算を超えて購入してしまいます。
この場合、「納品○○○データ」と広告に表記している店舗であれば安心ですし、信頼できます。
◻︎私物のスマホ撮影やカメラの持ち込みが有料だった
◻︎アルバムの購入が必須だった
お客様がデータのみの購入を考えていても、撮影日にアルバム購入が必須だったというケースもあるようです。
当店ではアルバム購入はオプション対応であり、購入は任意です。
10、自分のスマホでも撮る
お嬢様や付き添いの方のスマホでも写真を撮りたいと思いませんか。
特にお友達同士での同時撮影の場合に撮影されたいとお考えのお客様は多いです。
フォトスタジオの中には持ち込まれたスマホやカメラでの撮影を禁止していたり、オプション対応にしている店舗があります。
早く晴れ着姿をご両親やお祖父様お祖母様に見てもらいたいと思ってもスマホ撮影が禁止されていれば、そのご希望は叶いません。
候補のフォトスタジオがあれば、スマホでの撮影が可能か確認されることをおすすめします。
Kansai Musubu Photoではスマホやカメラお持ち込みでの写真撮影は大歓迎です。
11、グッズや楽器、撮影小物の持ち込みを検討する
好きなものと撮れば良かったと後悔されるお客様も多いようです。
推しのアクスタ、タオル、うちわ、ぬいぐるみなどを持ち込まれるお客様は多いです。
稀に楽器やラケットなどと一緒に撮影させていただくこともあります。
「20」バルーンやブーケとの撮影も最近は増加しています。
ロケーションフォトの場合、持ち込みができるアイテムは撮影場所ごとに決まりがあることもあり、撮影前にフォトスタジオへ相談されることをおすすめします。
12、着たい振袖を着る
せっかくのカメラマンによる写真撮影の機会ですので、着たい振袖を着ましょう。
着物店で仕立てても良いですし、写真館やフォトスタジオのレンタル品から選ぶのも良いと思います。
振袖を持っておらず、前撮りと式典当日用に安く購入したい場合はリサイクル品をオンラインで購入してみるのもおすすめです。
保管やクリーニングの手間を考えれば、ECサイトでお気に入りの振袖をレンタルする方法もあります。
13、大切な人に振袖姿を見せる
式典に参加されず、前撮りや後撮りのみの場合、ご両親など大切な方に振袖姿を見せられると喜ばれると思います。
お祖父様やお祖母様が足が悪く、撮影に付き添えない場合、振袖姿のまま帰宅されれば、きっと喜んでもらえるでしょう。
最近では着付けやヘアメイクを出張で行うサービスもあり、撮影前に晴れ着姿を見てもらうという方法もあります。
-まとめ-
今回は、成人式前撮り後撮りで後悔しないための対策について記事を書きました。
1、ご家族での記念写真撮影も検討する
2、撮影したい場所で撮影する
3、撮影時期を考える
4、ネイルはしても良い
5、ヘアセットやメイクはスタイリストにイメージ画像を共有する
6、撮影4ヶ月前にはフォトスタジオに予約する
7、写真のバリエーションは多いか確認する
8、母娘で成人式前撮り後撮りをどうするか十分話し合う
9、必ず見積もりを取る
10、自分のスマホでも撮る
11、グッズや楽器、撮影小物の持ち込みを検討する
12、着たい振袖を着る
13、大切な人に振袖姿を見せる
ぜひ、参考にしていただき、楽しく晴れ着姿を撮影されてください。
-Kansai Musubu Photoの成人式前撮り後撮りプラン-
当店では、以下の撮影プランでの撮影が可能です。
<京都>
<神戸>
<大阪>
ご予約は、以下の問い合わせフォームからお願いいたします。
電話:090-8038-0033
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿日:2024年5月18日
最終更新日:2024年7月1日
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