川上裕介
京都【ロケーションフォト】実は大変!撮影許可取り
更新日:3 日前
こんにちは。
京都でロケーションフォトをしておりますKansai Musubu Photo フォトグラファーの川上裕介です。
京都前撮りや成人式の前撮り後撮り、着物レンタル込みのロケーション撮影などの人物撮影をしております。
今回は、京都【ロケーションフォト】実は大変!撮影許可取りという内容で記事を書きます。

京都には美しい景観が数多く残されています。
石畳のある街並みや綺麗な日本庭園、有名な寺社仏閣。
そのような京都でロケーションフォトをされたいお客様も多いのではないでしょうか。
今回は、京都でのロケ撮影における注意点の1つ許可取りについて解説いたします。
-結論-
カメラマンを伴っての有償撮影はどこでも出来る訳では無いです。
撮影許可を所有者や管理者に確認しましょう。
-どこでも撮影できる訳ではない-
春だけでなく、四季を通して美しい景観の京都。
様々な場所で撮影をされたいお気持ちになると思います。
例えば、稀にお客様から「八坂神社で撮影して欲しいです。」とリクエストをいただきます。
八坂神社は、歴史ある有名な神社ですので、お気持ちはとても分かります。
八坂神社は、提携されている写真館のみ撮影が可能となっており、当店は提携していないため、お撮りすることができないのです。
また、桜の名所として知られる平野神社。
こちらも何度かお客様からお問合せがあり、平野神社に確認しましたが、ロケーション撮影の受け入れはされていません。
京都御苑も現在は、撮影不可です。
自分の土地以外は誰かの土地。
個人の所有なのか、市の所有なのか、国の所有なのか所有者は様々ですが、自分の土地ではないので、所有者が撮影禁止とされている以上、撮影することは出来ません。
つまり、撮影が許可されている場所については、ルールを守りながら撮影させていただく必要があります。
例えば、撮影の申請を行なったり、使用料を納める、所有者が定めるルールを遵守するといったことが挙げられます。
-ロケーション撮影が可能な場所例-
こちらでのロケーション撮影は、地域協議会に登録した写真館やフォトスタジオなどの撮影事業者は、午前中に撮影を行います。
協議会に申請すれば、腕章を交付してもらえるので、カメラマンやアテンドは所定の位置に腕章をして撮影を行います。
撮影では、お店の入り口での撮影は不可です。
また、橋の欄干や竹垣に座っての撮影、レフ板の使用など細かく禁止事項が設けられています。
衣装は、原則和装となっています。
景観を守り、次代に引き継ぐため、決め事があり、決め事を守れば、良い写真を撮影できるように思います。
いつまでも利用させていただきたい場所なので、マナーを守って撮影したいですね。
渡月橋や紅葉が綺麗な嵐山公園は、写真撮影が可能です。
施設使用料といった費用は発生しません。
嵐山には竹林の散策路などもありますが、それぞれ管理者が異なっています。
竹林の散策路は、春と秋の観光シーズンの撮影がNGです。
八坂の塔周辺は石畳でお土産店や飲食店もたくさんあり、人気のエリアです。
このエリアは撮影に関するルールが多いです。
八坂庚申堂は、SNSで有名になったお寺です。
カラフルなくくり猿と撮れば、写真映えします。
こちらは本堂にお参りした後に、境内での撮影が可能です。
二寧坂、この場所は8:00-10:00までの撮影は可能で、それ以外の時間帯の前撮りは不可です。
石壁小路は素晴らしい風情が残された地域です。
このエリアには、「撮影禁止」のステッカーが多数貼られています。
しかし、撮影料5,000円を支払えば、写真撮影が可能です。
ただし、撮影料を納めれば撮影できることが知られていないためか、撮影禁止のステッカーが多すぎるためか「ここ撮ったらだめなのに」とルールに基づいて撮影を行っているにも関わらず、心無いことを観光客に言われるご新郎・ご新婦、撮影クルーを見かけます。
廃線で撮影できる蹴上インクライン。
桜での撮影は、人気がありますし、混雑が落ち着く新緑シーズンはドレス撮影にも合います。
この場所での撮影は、京都市下水道局が窓口になっています。
申請を行い、許可をいただくことができれば、撮影できます。
施設使用料は発生しません。
-まとめ-
今回は、京都【ロケーションフォト】実は大変!撮影許可取りという内容で記事を書きました。
カメラマンを伴っての有償撮影はどこでも出来る訳では無いです。
様々な撮影ルールがある京都のロケーション。
所有者が定めるルールに則りながら撮影すれば、きっと満足いく撮影ができると思います。
-撮影プラン-
当店では、京都でのロケ撮影を行なっております。
京都前撮りや成人式前撮り後撮り、着物レンタル込みのロケーションフォトなどの撮影が可能です。
以下の問い合わせフォームでご予約をお願い致します。
電話:090-8038-0033
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最終更新日:2023年10月2日