川上裕介
【間違いだらけ!?】正しいカメラマンの選び方
更新日:2020年4月23日
こんにちは。
関西のフォトグラファー 、写真教室講師の川上裕介です。
今回は、『間違いだらけ!?正しいカメラマンの選び方』について記事を書きたいと思います。
皆さんは、プロのフォトグラファーに撮影を依頼しますか?
・ニューボーンフォトや百日祝い、七五三といった子どもの大切な行事の時に依頼してるよ
・成人式の時に写真スタジオで撮ってもらったよ
・前撮りや結婚式の時にブライダルカメラマンに依頼したよ
・出張カメラマンにマタニティフォトを依頼しようかな
という意見があるかも知れません。
そして、撮影を依頼したことがある方は沢山いらっしゃるでしょう。
今は、かつてのように町の写真館へ撮影を依頼するだけでなく、webサイトで検索すれば、沢山のカメラマンを見つけることが出来ます。
そのような、今、どのようにイメージに近い写真を撮ってくれるカメラマンを選ぶべきか、その考え方をお伝えします。

【はじめに】
先述の通り、今は依頼できるフォトグラファーの幅が広いです。
例えば、googleで『マタニティフォト 大阪』と検索すれば、沢山のカメラマンがヒットするでしょう。
どのように、後悔しない失敗しないフォトグラファーを選定し、自分にあった写真を撮って貰えるように依頼すべきでしょうか。
【カメラマンの正しい選び方】
以下、フォトグラファーの私が考える自分にあったカメラマンの選び方です。
1、ポートフォリオ(作例)を見て判断する
カメラマンには得意な分野、ジャンルがあります。
例えば、ブライダル撮影が得意、子どもの写真を撮るのが得意、料理を撮るのが得意、スポーツを撮るのが得意などです。
更に、得意な撮り方もあります。
フワッと柔らかく撮るのが得意、ビビットにカッコよく撮るのが得意、エモい感じに撮るのが得意といったように撮り方にも特徴があります。
恐らく、カメラマンに『どんな分野をどんな感じに撮ることが出来ますか??』と質問すれば、『ご要望に沿って、どんな感じでも撮れますよ!』と返事が返ってくるでしょう。
その結果、ご自身のイメージとミスマッチが発生するかも知れません。
簡単に得意分野や得意な撮り方を見分ける方法は、フォトグラファーのポートフォリオを確認することです。
もし、過去に撮った作品がご自身のイメージに近いものであれば、満足できる写真を撮って貰える可能性が高いです。
しかし、イメージと違う写真がギャラリーに多ければ、どんなにイメージを伝えても難しいと思います。
2、本業カメラマンか確認する
SNSを見ていると、『◯◯公園で撮影会します。10枚の納品で、1,000円です。』と告知しているアマチュアカメラマンがいます。
私がアマチュアカメラマンと断定する理由は、料金が安いためではありません。
◯◯公園は、商業撮影の場合、事前許可が必要であり、更に入園料のほかに撮影のための高額な使用料を公園に納付する必要があるためです。
知識のないアマチュアカメラマンはそのような手続きや公園使用料を納めていないため、安く、いつでも撮影をしています。
そして、自分の写真やお客様に責任を持っていません。
生業カメラマンの場合、手続きを行わず、それが発覚した場合、仕事が可能性があります。
ですから、必ず手続きを行い、使用料を納めています。
つまり、自分の写真やお客様に責任を持っています。
その責任は、納める商品に表れますし、確かに価格は高くなります。
何かの記念やイベントなど、こだわりの1枚を残したい場合、価格は少し高くてもプロのカメラマンに依頼した方が、安心感のある良い写真を手に入れることが可能です。
3、カメラマンが撮ったことのある場所か確認する
私が、ブライダルの撮影をしていた頃、「◯◯で撮ることは可能ですか」という問い合わせをいただきました。
「撮れないことは無いと思いますが、初めての場所の場合、その場所に精通しているカメラマンの方が良いと思いますよ」という話をします。
結婚式の場合、結婚式そのものの流れに大きな違いはありません。
しかし、キャプテンの誘導の仕方などは大きく異なります。
キャプテンとは、新郎新婦をエスコートする役割を持った人のことです。
自分が良く出入りしている会場であれば、あのキャプテンであれば、高砂までこういうルートで案内するという予測ができます。
また、アイコンタクトで意思疎通を図りますので、撮り逃しもありません。
しかし、初めてお会いするキャプテンの場合、どのようにお二人をエスコートするか予測ができません。
つまり、撮り逃しやイメージ通りの写真が撮れない可能性があるのです。
ぜひ、そのカメラマンが得意な場所で撮ることをおすすめします。
4、事前の打ち合わせでしっかりイメージを伝える
撮影のかなり前から、しっかりカメラマンに自分のイメージを伝えてください。
当日の依頼は絶対にダメです。
カメラマンは人間ですので、プレッシャーで混乱してしまい写真のクオリティが下がる可能性があります。
イメージの伝え方としては、SNSなどで自分のイメージに近い写真をピックアップして、カメラマンにこういう雰囲気で撮って欲しいと依頼しましょう。
もし、対面で打ち合わせできないのであれば、メール等にイメージの写真を添付し、見てもらいましょう。
そうすれば、カメラマンもそのイメージに近い写真を撮ることが可能になります。
【まとめ】
失敗しないカメラマンの選び方
1、ポートフォリオ(作例)を見て判断する
2、本業カメラマンか確認する
3、カメラマンが撮ったことのある場所か確認する
4、事前の打ち合わせでしっかりイメージを伝える
【参考:カメラマン探しのおすすめwebサイト】
・ブライダル 前撮り
【ハナユメ】Hanayume
皆様のフォトライフがより充実したものとなりますように。
私の写真教室にも学びにお越しいただければ、嬉しいです。
ストアカでの写真教室:
最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。
<最終更新日:2020.4.12>
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