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  • 執筆者の写真川上裕介

【撮影のお役立ち】雲海を撮ってみよう

更新日:2020年6月8日


こんにちは。

関西でフォトグラファー 、写真教室をしております川上です。

今回は、雲海を撮ってみようというテーマで記事を書きます。

雲海を撮りに行ったけど、全く雲がなかったという経験はありませんか。

私は、そのような悔しい経験をしたことがあります。

この記事を見ていただくと、雲海に出会える可能性が高まりますよ。


【雲海とは?】

写真のように、雲が海のように広がる景色です。

山の上や飛行機から見下ろすとこのように雲が海のように見えることがあります。

カメラや写真に興味が無くても見たい素晴らしい風景です。



【7つの発生条件】

雲海は残念ながら、いつでも発生するわけではありません。

私も、何度か撮影に行き、雲海が発生せず、残念な気持ちになったことがあります。

ですから、雲海を眺めることができれば、嬉しい気持ちになります。

以下の条件下にあるとき、雲海が発生する確率がかなり高まります。


1、季節:秋か春がオススメです。

以下の条件に該当すれば、冬でも見られます。

2、天気:晴れ

3、時間帯:夜明け前から早朝

4、空気中の水分量:空気にしっかり水分が含まれていないと雲海は発生しません。

天気予報で湿度を確認しましょう!

湿度が100%やそれに近ければ、発生する可能性は高まります。

数日以内に雨が降っていれば、湿度は上がります。

5、気温差:前日の最高気温と当日の最低気温の差をチェックしましょう。

この差が15度あれば、雲海発生の確率はグッと高まります。

または、天気予報で、『放射冷却』というキーワードが出てきたら、チャンスと思って良いです。

6、風:風があると、雲が流れます。

風がない日を選びましょう。

7、場所:盆地


濃霧注意報をご存知ですか?

濃霧注意報が出ている時は、上記の条件によく該当しています。

天気予報で、濃霧注意報が出ているということを目安にしても良いかも知れません。



【カメラの設定】

-露出-

・f値(絞り)は少し絞る


-ホワイトバランス-

・ホワイトバランスに変化を持たせる

晴天モードよりは、晴天日陰(日陰)がオススメです。

黄金色の雲海を撮影することが出来ますよ。


-三脚-

・三脚の使用をオススメします。

しかし、周りの方への配慮を忘れないようにしましょう。

明るい環境なので、三脚が無くても撮影可能です。


-絵作り-

・広めに風景を切り取り、ダイナミックさを伝えることがポイントです。

・竹田城や備中松山城のようにお城がある場合、それをメインの被写体にしましょう。



【最後に】

発生条件をご確認いただき、天気予報をチェックすれば、雲海に出会える可能性が高まりますよ♪

ぜひ、雲海の素敵な写真を撮られて下さい。


カメラを持って出かけましょう。

皆様のフォトライフがより充実したものとなりますように。

私のフォトレッスンにもお越しいただければ、嬉しいです。

ストアカでの写真教室:







最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


<最終更新日:2020.4.10>

home:https://www.yusukekawakami.com

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