川上裕介
【撮影のお役立ち】天使の梯子を撮ってみよう♪
更新日:2020年4月13日
こんにちは。
関西で、フォトグラファー 、写真教室をしております川上裕介です。
今回は、天使の梯子(はしご)を撮ってみようというテーマで記事を書きます。
『そもそも、天使の梯子とは?』というところから解説いたします。
実は、私も最近、天使の梯子を知りました。
追記:2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、撮影目的での外出はおすすめしません。
まずは、ご自身を大切にして頂き、状況が落ち着いたタイミングでの写真撮影をおすすめします。

【天使の梯子とは?】
早朝や夕方、写真のように雲の切れ間から光がシャーっと放射状に降り注いでいる光景を見たことはありませんか?
それが、天使の梯子です。
薄明光線や光芒とも呼ばれます。
【発生条件】
1、太陽が隠れることが出来るしっかりした雲があり、かつその雲には切れ間が必要
2、太陽の角度の関係で、朝と夕方に見られることが多い
3、空気の澄んでいる寒い時期
つまり、見たいと思っても、いつでも見られる訳では無いのです。
条件が重なら無いと発生しないレアな自然が生み出す光のアートの為、多くのフォトグラファー から人気を集めています。
【カメラの設定】
-露出-
.・少しアンダーにするとシャーを強調することが出来る
・f値(絞り)はなるべく絞る
→この写真は、f16で撮影しています。
-ホワイトバランス-
・ホワイトバランスに変化を持たせる
→晴天日陰(日陰)などがオススメです。
-三脚-
・三脚は有ると良いですが、明るい環境なので、無くても撮影可能です。
私は、三脚を使用して天使の梯子を撮ったことはありません。
-絵作り-
・望遠で天使の梯子のみを撮影しても、見る側にその素晴らしさは伝わりません。
広めに風景を切り取り、ダイナミックさを伝えることがポイントです。
【最後に】
天使の梯子は、見たい時に見られる現象ではありません。
また、発生しても長時間、見ることは出来ません。
もし、見ることが出来たら、とてもラッキーです。
しかし、都会でも現れますので、空を眺めるということを意識しておけば、いつか見ることが出来ると考えます。
ぜひ、カメラを持って出かけましょう。
皆様のフォトライフがより充実したものとなりますように。
私のフォトレッスンにもお越しいただければ、嬉しいです。
ストアカでの写真教室:
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
<最終更新日:2020.4.11>
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